《沖縄の一般的伝承型41種 及び 分解組手》 |
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首里手
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①ピンアン初段 ②ピンアン二段 ③ピンアン三段 ④ピンアン四段 ⑤ピンアン五段 ⑥ナイファンチン初段 ⑦ナイファンチン二段 ⑧ナイファンチン三段 ⑨古式ナイファンチン ⑩パッサイ大 ⑪パッサイ小 ⑫クーシャンクー大 ⑬クーシャンクー小 ⑭四方クーシャンクー ⑮チントー ⑯松濤のセーシャン ⑰ゴジュウシホウ ★首里系の総合分解組手 |
泊手
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①ジッテ ②ジオン ③ジイン ④ローハイ初段 ⑤ローハイ二段 ⑥ローハイ三段 ⑦チンテー ⑧糸洲のワンシュウ ⑨松濤のワンシュウ |
新垣の手 |
①ニジュウシホウ ②ソーチン ③ウンスウ ★新垣系の総合分解組手 |
那覇手
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①サンチン ②テンショウ ③ゲキサイ(一) ④ゲキサイ(二) ⑤セイエンチン ⑥サイファ ⑦那覇のセーシャン ⑧セーパイ ⑨シソーチン ⑩サンセール ⑪クルルンファ ⑫スーパーリンペイ ★那覇系の総合分解組手 |
研究型
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①松濤のパッサイ ②松村のパッサイ ③多和田のパッサイ ④糸洲のクーシャンクー小 ⑤北谷屋良のクーシャンクー ⑥上原のクーシャンクー ⑦本部ナイファンチン ⑧アーナンコー ⑨シンパー ⑩松茂良のローハイ ⑪ジュウロク ⑫青柳 |
Ⅰ、稽古の段階と致しましては、先ず古伝用法における基礎(突き・蹴り・受け・立ち方・運足・呼吸法等)を学び、続いて体術の基礎技術(捌き・崩し・外し・押さえ・固め・投げ等)を修めていきます。上達に連れて初伝技~中伝技と指導レベルを高めていきます。
Ⅱ、上記は、その基礎技術を踏まえた上での古伝一般伝承型の種類、各型における分解組手の体系表になります。
《使い方と基本組手》 | 《型の種類 及び 各型の分解組手》 | 《総合分解組手》 | |
棒術
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①使い方(五・五・五) ②基本十本組手 ③連続組手
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①周氏の棍(小) ②周氏の棍(大) ③周氏の棍(古式) ④佐久川の棍(小) ⑤佐久川の棍(大) ⑥佐久川の棍(中) ⑦添石の棍(小) ⑧添石の棍(大) ⑨末吉の棍 ⑩白樽の棍(小) ⑪白樽の棍(大) ⑫米川の棍(左棒) ⑬金剛の棍 ⑭瀬底の棍 ⑮浦添の棍 ⑯知念志喜屋仲の棍 ⑰趙雲の棍 ⑱北谷屋良の棍 ⑲津堅砂掛けの棍 ⑳三尺棒 ㉑津堅棒 ㉒九尺棒 |
<棒術> ①周氏の棍 ②佐久川の棍 ③添石の棍 ④白樽の棍
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釵術
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①使い方 ②基本九本組手 ③連続組手 |
①津堅志多伯の釵 ②浜比嘉の釵 ③北谷屋良の釵 ④多和田の釵 ⑤慈元の釵(卍釵) ⑥屋可阿の釵 ⑦端多少の釵 ⑧湖城の釵 |
<釵術>
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トンファー術
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①使い方 ②基本十本組手 ③連続組手 |
①浜比嘉のトンファー ②屋良小のトンファー
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<トンファー術>
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ヌンチャク術
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①使い方 ②基本十二本組手 |
①練習型(小) ②練習型(大) ③三節棍の型 |
<ヌンチャク術>
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鎌術
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①使い方 ②基本十本組手 ③連続組手 |
①当山の二丁鎌 ②鐘川の二丁鎌(大) ③鐘川の二丁鎌(小)
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<鎌術>
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鉄甲術
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①使い方 ②基本十本組手 ③連続組手 |
①前里の鉄甲
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ティンベー術
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①使い方 ②基本十本組手 ③連続組手 |
①鐘川のティンベー
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スルジン術
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①使い方 ②基本十五本組手 |
①短スルジン ②長スルジン |
<スルジン術>
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Ⅰ、入門から一年程度は、武器術の基礎・根幹である棒術を修めて頂きます。
Ⅱ、棒術基礎を修めた後は、釵術→トンファー術→ヌンチャク術→鎌術→鉄甲術~と習得していく流れになります。
Ⅲ、武器術における体法(攻め・受け・捌き・運足・呼吸法等)は、全て古伝空手のそれと根本を同じくします。
※当HP内にて説明している空手とは、井上貴勝先生が運営され保存振興に努められております「唯心会」の空手術と体術の事になります。先代に於かれましても武器術・空手術共に井上貴勝先生に師事され、当HPでは便宜上「古伝空手」と呼称します。当館は唯心会空手道の川口支部でもあります。